実際の査定価格を知りたくない? 着物買取店に実際に査定に出してみました!

着物から帯まで合計20点の査定額best3!
福ちゃん
106,000円
京都呉服買取センター
101,000円
ファンタジスタ
83,000円
着物買取店に査定に出してみました! » 産地物や作家物など高級着物の買取について » 紬(大島紬、結城紬、塩沢紬、久米島紬、牛首紬、信州紬)

紬(大島紬、結城紬、塩沢紬、久米島紬、牛首紬、信州紬)

高級着物の一つとされる産地物の「紬」。紬とはどんな着物なのか、その種類や歴史をまとめました。買取価格の相場もご紹介しています。

紬の査定で高かったお店TOP3

大島紬

大島紬査定 1位
福ちゃん
公式HPを見る
1位
ファンタジスタ
公式HPを見る
3位
スピード買取.jp
公式HPを見る
査定価格 2,000 円 2,000 円 1,000 円
大島紬査定
買い取り店名 査定金額
1位 福ちゃん公式HPを見る 2,000 円
1位 ファンタジスタ公式HPを見る 1,000 円
3位 スピード買取.jp公式HPを見る 1,000 円

結城紬

結城紬査定 1位
福ちゃん
公式HPを見る
1位
スピード買取.jp
公式HPを見る
3位
久屋
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査定価格 15,000 円 15,000 円 10,000 円
結城紬査定
買い取り店名 査定金額
1位 福ちゃん公式HPを見る 15,000 円
1位 スピード買取.jp公式HPを見る 15,000 円
3位 久屋公式HPを見る 10,000 円

高級着物「紬」とは?

大島紬や結城紬など、いわゆる産地物として知られている「紬」。そこそこの値段のものもありますが、有名産地の紬は高級品としても知られています。着物の買取業者も、産地物の紬は高値をつけて積極的に買い取っているようです。

ここでは、紬とはどんな着物なのか、そして買取相場はどれくらいの値段なのか、ご紹介していきます。

紬は、糸の段階で色を染めてから織っていくことで柄や模様を作る着物のこと。「先染め」と言われるものですね。対して、後染めの着物は、糸を織ってから模様をつけていくものです。

普段着として着られていたもの

もともと、紬は普段着として着られていました。今ではちょっとした外出に着ていくことも普通になっています。堅苦しくない食事会や趣味の集まり、お茶のお稽古などにも着ていけるものです。

ただし、結婚式などの式事には着ていけません。あくまで普段着なので、正式な場で紬を切るのは失礼に当たります。正式なパーティなども避けたほうがいいでしょう。

結婚式の二次会や、同窓会などに着ていくには問題ありません。観劇や美術館巡りにもOK。ちょっとしたお出かけ着として楽しむための着物です。

名古屋帯を合わせて気軽に着こなすのがポイント

紬に合わせる帯としては、名古屋帯がベター。重厚な帯では大げさになってしまうので、名古屋帯や半幅帯などと合わせるのがおすすめです。

着物自体はすっきりとした柄のものが多いので、個性的な柄のものを選んでみるのもいいでしょう。

紬価格例

紬の中でも、大島紬と結城紬は特に高額で買取されています。他の産地のものでも、状態が良ければ高額買取が期待できます。

大島紬

大島紬は、奄美群島にある奄美大島で作られているもの。もともとは、手で紡いだ絹糸を泥染めしたもので織るもの。柄は時代の移り変わりとともに変化があるようですが、一貫して自然をモチーフにしているところが特徴。

もともとはかすり模様が主流でしたが、戦後からは模様や色のバリエーションが増えており、繊細な模様や豊かな彩色が解くようになりました。

大島紬の歴史

大島紬について残っている最古の記録は、734年奈良東大寺の献物帳。この文書が残っているということは、大島紬の生産はもっと前から行われていたということになります。

天智天皇の時代、西暦660年ごろから、糸の染色が行われます。奄美でも木染が行われるようになり、大島紬のルーツとなりました。その後、奈良東大寺の献物帳に褐色紬の存在が記載されています。

現在は撚り糸が使われており、厳密には紬とは言えない製法が採用されるようになりました。紬だったのは明治初頭ごろまでだとされています。

大正時代には、大島紬の生産が急成長を遂げます。この頃から柄物も多様化し、昭和2年には大島紬最高の356,094反の生産が行われました。

その後、単色だけでなくカラフルな大島紬が作れるようになり、昭和30年には合成染料を用いた色大島も生産されるようになりました。

なお、大島紬が各地で作られるようになってから、奄美大島で生産された大島紬を「本場大島紬」と呼ぶようになり、他の大島紬とは区別されます。本場大島紬は、買取査定額も特に高額です。

大島紬の一般小売価格

価格を左右する大きなポイントにやってくるのが「マルキ」と呼ばれるものです。1マルキは絣糸80本のことで、マルキ数が多いほど高価になります。一般的に小売り価格は30万円から50万円となっていて、安いものでも15万円以上は相場です。

結城紬

結城紬は、茨城県や栃木県を産地とする着物。実は国の重要無形文化財に指定されています。結城市が生産の産地なので、結城紬という名前で呼ばれています。

奈良時代から受け継がれている高級着物。全工程が手作業で作られるため、特に高額になっています。細い糸で精緻に作られた絣のため、軽くてやわらかいと評されます。

色味は、絹にも関わらず光沢が抑えられた渋みのある味わいが特徴。何度も着て、洗うことで糊が落ち、だんだんと絹の光沢が現れてくるとまた味わいが出てきます。

結城紬の歴史

結城紬は、「延喜式」や「常陸風土記」に記されているのが最古の文献。日本各地の紬織物の原型とされており、古代の形をいまだにとどめています。

かつては、丈夫で質実剛健な風合いがあったため、武家に好まれる着物でした。男物が多く、江戸時代には「粋」の象徴という側面も。

江戸時代の終わりになって、結城紬にも絣が織られるようになると、女性のおしゃれ着として着られるようになりました。生地の質感やデザインなどにも広がりが出始めます。

そして1956年には重要無形文化財に指定されました。「糸つむぎ、絣くくり、地機織り」という3つの工程が指定され、またこの3つの工程がなくては結城紬とは呼べないものとなっています。さらに2010年には、ユネスコ無形文化遺産にも登録されました。

現在では、この技術を応用してショールなども作られています。

結城紬の一般小売価格

安いものだと10万円~20万円で購入することも可能ですが、他の紬着物に比べると価格が高いのが特徴です。反物で購入しようと思った際には最低でも数十万円以上だと思っておきましょう。亀甲で値段が大きく変わり、大きいほど高くなります。

塩沢紬

塩沢紬(しおざわつむぎ)とは、新潟県南魚沼市周辺で織られている絹織物のことです。今の特徴ともいえるのが、光沢の少ない玉糸と真綿手紡糸を使用しているということ。着物の中には派手なデザインのものもありますが、そういったものとは違い、塩沢紬は落ち着いた印象が魅力的です。

縦糸には生糸・玉糸といったものが使われていて、横糸には真綿手紡糸が使われているのが特徴です。とても高度な技術によって絣糸を一本一本合わせながら織り上げることにより仕上げます。真綿はやわらかい素材ということもあり、真綿を使用して作られている塩沢紬は独特のあたたかさが特徴だといえるでしょう。

塩沢紬の歴史

塩沢紬の大元になったともいえるのが、「越後上布」と呼ばれる上質の麻織物です。こちらは東大寺の正倉院にも税の対象物として納められていたもので、今から1200年以前より前に作られていたことがわかっています。

こういった麻織物の技術を活用して更に進化したのが本塩沢です。

文献にも記載があり、元治元年の時代にはすでに上質の絹の織物が織られていました。塩沢紬が登場するのはそれから更に時代が進み、西暦1764年~71年のことです。江戸時代にあたる時期で、非常に歴史の深い織物だといえるでしょう。

塩沢紬は昭和50年(1975年)に国の伝統的工芸品にも指定されています。ただ、生産反数は多いとはいえません。こういったこともあり非常に貴重な紬としても知られているのです。

塩沢紬の一般小売価格

幻の紬と言われることもあることから非常に高い価格が設定されています。反物でも10万円以下で購入するのは難しいと思っておいたほうが良いでしょう。一般小売価格として80万円以上の価格が設定されているものも多くあります。

大島紬の買取相場

一般的には数千円~3万円前後で買い取られることが多く、紋付の場合は同等か、少し下がることもあるでしょう。また、本場大島紬と呼ばれる奄美大島の特産品として作られたことが証明されるものは更に買取相場が上がります。

結城紬の買取相場

状態があまりよくないものだと数千円程度になってしまうこともありますが、ものによっては10万円ほどまでの価値がつく場合もあります。非常に状態が良かったり、未使用の場合は更に高い金額になることも多く、期待できるでしょう。

塩沢紬の買取相場

平均すると数千円~3万円程度の買取相場となるようです。ただ、状態が良いものであれば5万円以上になることも多く、中古でも買取が10万円を超えるケースも珍しくありません。紋付の場合は業者によって判断が違うので確認しておきましょう。

その他の紬の買い取り価格

一例をご紹介すると、例えば久米島紬の場合、販売価格はメーカー希望小売価格で40万円から50万円前後のものが多く、買取価格は数千円~20万円程度です。

続いて牛首紬の場合、軽く100万円を超えるものも多くあります。安いものだと10万円ほどのものもありますが、かなり商品によって差があるので注意したいですね。買取相場は数千円~20万円程度、状態が良いものであればそれ以上も期待できます。

それから信州紬の場合、販売価格相場は12万円~となっているようです。買取相場は数千円~7万円程度となります。どこで購入するか、売却するかによってかなりの違いがあるため、購入する場合も売却する場合もよく比較したうえで決めるようにしましょう。

見積合計金額が高かったお店BEST3